令和6年 作務始め
2024.01.09
1月3日の大般若祈禱法要も無事に終わり、本日は新年あけて初の作務の日でした。
寒さに負けず皆さん笑顔で参加してくださいまして、その姿に元気を頂きました。
京都の建仁寺で禅の修行生活に励む息子が「檀信徒の皆様に」と僧堂で搗いたお餅を送ってくれまして、作務の後は新年の祝にみんなであんこ餅にして頂きました。
本年は元旦から能登半島で大きな地震があり、今も避難されている方が大勢いらっしゃいます。
我々も東日本大震災を経験しましたので、「当たり前だったものが一変する」ことがどれだけ大変なことか、そしてどれほど辛いことなのか、を身をもって知っています。
罹災された方々の為になにか出来ることはないか、毎日考えておりますが、今はまだ自衛隊の方々が最前線で身体を張って道路の復旧や輸送網の立て直しに尽力されている、予断を許さぬ時期です。
はやる気持ちをこらえつつ、今は一般の我々にはできない、困難に立ち向かい汗を流してくださっている自衛官の方々の安全もお祈りさせて頂きたいと思います。
いついかなるときも、目の前のことからが第一歩です。今年も笑顔を絶やさず、声を掛け合い頑張って参りましょう。
寺庭