傑山寺庭園
本堂前には数々の植木や、白い玉砂利の敷き詰められた趣ある日本庭園があり、参拝される皆様を快くお迎えし、和やかな空間を作り出しております。
「心字池」と茶室「不二庵」
花園会館の裏手には裏庭があり、「心字池」と茶室「不二庵」があります。
本堂と花園会館そして裏山の竹林に囲まれた裏庭は、竹林にそよぐ風の音と静寂に包まれ、心休まる空間になっています。 心字池には錦鯉や金魚が群れを成して泳いでいます。茶室「不二庵」はお茶会の他、御来賓の宿泊などにも使われます。
井伏鱒二文学碑
本堂入口の左横には井伏鱒二直筆の文学碑があります。 先々代住職寛道和尚の頃、白石を訪れた井伏鱒二が傑山寺に色紙を贈りました。 その時に色紙に書かれた鱒二直筆の文章を石碑に刻み、井伏鱒二来山の記念碑にしております。
参道脇の六地蔵
六地蔵は仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、人間の六道のそれぞれを6種の地蔵(地蔵菩薩)が救うとする説から生まれたものです。 六地蔵の個々には地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の名称がつき、順に並んでおります。蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物としています。
野仏とお地蔵さん
傑山寺の境内のあちこちには野仏やお地蔵さんが点在しています。 その姿と表情、石肌には様々な想いや願いが感じられます。一体一体の野仏を見つめながら、皆様の心に訴えかける何かを体感してみてはいかがでしょうか。
大往松
境内には大往松があります。 松の葉は二枚の物が普通なのですが、傑山寺は「三枚」なのです。仏教では三と言う数が多く縁起が良いとされています。