令和6年 どんと祭
2024.01.15
傑山寺では毎年、どんと祭に合わせて新亡供養を行っております。
四十九日の法要を終えると白木のお位牌が黒塗りのお位牌に変わりますので、白木のお位牌をお焚き上げいたします。
白木のお位牌を大切に胸に抱いてお参りされたご家族がいらっしゃいました。火の中にお位牌をおさめた時に、すーっと白い煙がたち、「あぁ、あの世に上って行ったのだなぁ」と話しながら涙をこぼされておりました。
お墓にあります塔婆は、新亡供養の後に火にくべられます。世話人の方々に大事に見守られながら、お焚き上げが続けられます。
どんと祭は宮城を中心として行われる独特の風習ですが、傑山寺においてもとても大事な行事の一つとなっております。