傑山寺観音祭りが行われました
8月18日(日)に傑山寺観音祭りが行われました。
お祭り当日まで、檀家役員の方々がそれぞれ長い月日をかけて準備をして参りました。当日は天候には恵まれたものの、最高34度になった気温がお祭りが始まる時刻になってもなかなか下がらず、とても蒸し暑い中での開催となりましたが、準備をされる檀家さんの熱意は、暑さを忘れさせてくれるようでした。
十一面子安観音菩薩法要
この日は、一年に一度の十一面子安観音像の御開帳の日でもあります。檀家の方々も一年ぶりにお目にかかる観音様に、心からの感謝の気持ちで合掌されました。
午後5時30分に打ち上げられた2発の花火を合図に、法要が執り行われました。
御住職の読経に先立ち、妙心寺花園流御詠歌無相教会傑山寺支部の皆さん方により、御詠歌が唱えられ‥‥‥。
引き続いて、麻生大俊住職と麻生大介徒弟による法要読経が行われ、参拝の檀家信徒さんがご焼香されました。
やがて日が沈むと
道の両脇の灯篭に灯が入れられ、境内は幻想的な雰囲気を醸し出します。
竹灯りCDコンサート
本堂では竹灯りCDコンサートが行われ、故人が好きだった思い出の曲が流されれました。参加された皆さんも曲を聞きながら、きっと昔の思い出が甦って来たことでしょう。
最後に、準備に関わってきた方の御挨拶。
青壮年部の方々が、まだ寒さの残る春彼岸前に竹を切り出し、4月は週1回、6月からは週2回の準備を重ねて来ました。
司会の佐藤さんと寺庭さんの御挨拶
灯篭流し
竹灯りCDコンサート終了後、境内の前を流れる水路で灯篭流しが行われました。檀家さんや県外の縁者から申し込まれた数百個の灯篭が 住職の読経と共に流されました。今年の灯篭作りには片倉小十郎公の時代から受け継がれている地元の名産「白石和紙」を使用いたしました。
傑山寺観音祭りの終わりと共に傑山寺の暑い夏が終わり、季節は秋へと移り変わります。